作る、見る、交流する
はままつ映画祭
本年度の作品募集は終了いたしました。 多数のご応募ありがとうございました。 イベントは2025年1月25(土)26日(日)に開催いたします。



はままつ映画祭事務局

〒431-3114 静岡県浜松市東区積志町1415(株)ディアス内
●お問い合わせ
電話:090-9939-6558(矢頭)
メール:hamamatsucinemafes@gmail.com


はままつ映画祭について

はままつ映画祭は、浜松市出身の映画監督「木下恵介」を顕彰する浜松市の文化事業として2002年に始まりました。
2012年からは有志のボランティアスタッフによる運営となり、はや12年が経ちました。
少しずつ形を変えて、現在は自主制作作品の公募上映と、招待作品の上映というスタイルで開催しています。
これからデビューする監督の作品を上映する機会を作りたい。
地元浜松ではまだ上映されていない作品、どうしても観てみてほしい作品を上映する映画祭として、毎年試行錯誤しています。
いつもの劇場上映では体感できない世界を、ぜひ確かめに来てください。
浜松は木下恵介をはじめ多くの著名な映画人を輩出した地でもあります。
映像作家の皆さん、映画好きの皆さん、表現の自由を愛する皆さん、はままつ映画祭に集まり、大いに語りつくしましょう!


はままつ映画祭は 黒澤明の映画『乱』撮影記録の 英語版ドキュメンタリ-・ハリウッド制作プロジェクトを応援します!

はままつ映画祭2023で招待上映された『黒澤明のライフワ-ク』の 監督:河村光彦さんからの情報です。

私たち映画祭は、浜松が生んだ映画監督 木下惠介を記念し顕彰することで始まった映画祭、 木下監督と黒澤明監督は盟友であり、二人の仕事は多くの人々を魅了し 希望や勇気、夢を与え続けました。 世界にも広く影響を与え日本映画の黄金期を牽引しました。 昨年『Life work of Akira Kurosawa』(黒澤明のライフワ-ク)の上映の際は 監督の河村光彦さんにもご来場頂き 『乱』制作時の貴重なお話を聞くこともできました。 話はそれますが (NHKの朝ドラ)「オードリ-」の再放送がされていますね、 ご覧になってる方もあるかと思います。 映画好きな少女がやがて映画監督を目指す物語で、1970年~80年代の 映画が娯楽の中心からテレビの時代へ移っていく華々しさと盛衰を 撮影所の俳優達や、作り手達の苦労や楽しさ、主人公の生きざまが描かれていました。 丁度その頃の(1984年)当時大学生だった河村光彦さんは 映画『乱』のメイキング班に抜擢され 黒澤組の一員としてその制作場面の150時間を記録、 完成までの約1年間を黒澤監督の人柄に直に触れるという 幸運な時期を経験し、のちに彼自身も映画の道を進むことになります。 そうした河村さんのトークはとても興味深いものであり 一般に知られている黒澤監督の印象とは異なるエピソ-ドは 黒澤明さんのイメ-ジを変え、より豊かなものにしました。

河村さんの『Life work of Akira Kurosawa』黒澤明のライフワ-クは、 70時間の『乱』記録映像を元にした言語字幕付きのドキュメンタリ-で 既に海外の数々の映画祭で賞を受賞しています。 今回は新たに30時間を加え、合計100時間をデジタル化、これをもとに 米国ロサンゼルスにあるアナハイム大学と連携し日米合作で製作する プロジェクトとなります。 アナハイム大学は黒澤明監督の撮影に関する技術を学べる 「Akira Kurosawa school of film」を創設した大学で、河村さんの撮影した 70時間分が教材として活用されています。 河村さんからプロジェクトについて、同大学の講師として関わりのある 「マ-チンスコセッシ監督やオリバ-スト-ン監督にも相談している。」 との報告を聞いています。黒澤明に影響を受け、敬愛する海外の監督の協力を得る ことで、また違う視点や発見が生まれる作品が期待されます。 私達はままつ映画祭は(映画を作る悦び、観る喜び、交流する歓び)をモット-に 自主制作映画を中心として、プロの作家のみならず一般の社会人や学生による作品を 厳選し上映、観客や作者同志の互いの交流の場にもなっています。 今年は地元浜松市の静岡文化芸術大学の学生との共同で映画をつくる企画が始まりま した。 映画の精神に真摯に向き合い、常に人々が平和に生きることをの願い、心を込めた 作品を生み続けた黒澤明と木下惠介いう偉大な映画監督。 二人の縁が私たちの繋がりを広め、未来に継続してゆくことは素晴らしいと思います。 ぜひご支援頂き、またこの情報を共有する歓びを感じ皆様と共に映画の素晴らしさを 世界に発信するチャンスをよろしくお願いします。

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